2024年はコロナ禍が遠い昔になったような日常が戻ってきた。 色々なイベントが戻ってきて、懐かしいコンテンツを再発見できた1年だった。
Riverdance Japan 2024
2015年の東京公演以来、9年ぶりのRiverdanceの公演に行ってきた。 以前は渋谷のシアターオーブ、今回は東京ドームシティでの観覧。
音楽とダンスとの融合が、自分の感情の秘孔をつくようで、何度見ても尋常ではない感動を受けてしまう。
ダブリンの劇場でリバーダンスを見ることが、自分の将来の楽しみだ。 www.hipjpn.co.jp
ニコニコ動画(Re:仮)
2024年6月に大規模なサイバー攻撃があった。 復旧までの仮設サイト、ニコニコ動画(Re:仮)では青春時代に試聴していた懐かしい動画を見るきっかけになった。
特に2008年、2009年は学校から帰ってくると、まずはニコ動のランキングを上から下まで見ていたことから、多くの動画を懐かしく思えた。 特に、東方MADや東方アレンジ、演奏してみた系動画は当時よく試聴していた。
逆に、2011年以降は徐々に知らない動画が増えてきたことから、実はニコ動に入り浸っていたのは2~3年程度だったということにも気づけた。 (今となっては濃密な記憶だったので5 ~ 6年はアクティブに試聴していたのかと思っていたが、全くそんなことはなかった)
個人としてはこのような機会もなければ一生見直さなかった動画も多かったから、大変貴重な機会になった。
(サイバー攻撃の対応ということで、運営の方々は大変な思いだっただろうと思う。対応、お疲れ様でした。)
『雲のむこう、約束の場所』 リーディング・オーケストラ・コンサート
2024年11月、すみだトリニティホールで、新海誠監督の作品のコンサートに行ってきた。
深海監督の音楽といえばーー、の問いに対する答えは人それぞれだろうが、私の答えは「天門さんの音楽」になる。 ほしのこえ、雲の向こう、秒速。センチメンタルなBGMは、当時から自分の心に刺さりまくりだった。
深海監督の過去作品を見返しながら、コンサートの日を待った。
佐由理が朗読していたのが宮沢賢治であること、作品内の地名への親近感など、当時は気づかなかったことに関心を持った。
田舎で生まれ東京で生活している自分にとって、田舎と東京の対比の現れる深海作品は刺さる。 コンサート自体に加えて、今再び深海作品に触れられたことで、自分の価値観に与えた影響を再確認できた。
リスタート
リバーダンス、ニコ動(東方音楽、民族音楽)、深海作品(天門音楽)は、どれも音楽&舞踊、音楽&動画・演奏、音楽&映像と「音楽&・・・」の組み合わせだ。 音楽ジャンルとしては民族音楽系、あるいは、センチメンタルな雰囲気の音楽という共通点がある。
別の機会では、ケーリーを踊らせてもらう機会があった。 これもまたとても楽しく、いつかまたダンスか演奏をしてみたいと思うものだった。
音楽と映像とダンスと。自分のルーツを再発見できた、2024年だった。