これまでの記事では、マリオットアメックスの一般・プレミアムは「年会費相当額の宿泊をしたいか」で考えればよい、という結論になった。
さらに「年会費の差額でポイントを買う」というモデルでも検討を行った。
この記事では「プラチナエリートを獲得できるなら、プレミアムを選ぶべきでは?」という点から、改めて考えてみる。
検討モデルとしては、次の条件を置いている。
- マリオット系列の年間宿泊数は1~2泊
- 年間決済額は400-500万円代
- 獲得ポイントの利用先はマリオット系列の宿泊
特典の整理
一般会員・ゴールド・プラチナの主な違いを整理する。
| 一般会員 | ゴールド | プラチナ | |
|---|---|---|---|
| ボーナスポイント | - | 25%ボーナス | 50%ボーナス |
| レイトチェックアウト | - | 午後2時まで | 午後4時まで |
| ラウンジ利用 | - | - | ✅ |
| 無料朝食 | - | - | ✅ |
| 部屋のアップグレード | - | ✅ | ✅(スイートも含む) |
一泊あたりの価値(私の場合)
ゴールドとプラチナの価値の差は人によって異なる。
ここでは、各特典を「同じ体験を現金で得ようとしたら、いくら払うか」という基準で考えてみた。
私の場合、一泊あたりの価値は次のように整理した。
- 無料朝食: 10,000円
- ラウンジ利用: 5,000円
- レイトチェックアウト: 0円
- アップグレード: 0円
→ 合計:一泊あたり約15,000円(※あくまで主観の評価)
リッツ・カールトンなど一部ブランドではプラチナ会員でも無料朝食が付かない場合や、ラウンジ自体が存在しないホテルもある。 宿泊先によってはプラチナの価値が活かせないことがあることには注意が必要だ。
朝食
朝食はホテル滞在の楽しみの一つで、実費でも利用したい。
5,000円 × 2名として、1万円と置いた。
ラウンジアクセス
「ラウンジ付きの部屋にアップグレードするには2万円」と考えるよりも、
同じ体験を現金で得ようとしたらいくらかかるか、という視点で考える方がいいと思う。
今回は、ロビーラウンジやバーでの飲食で代替できると考え、チェックイン後・夜・チェックアウト前後に飲み物を頼む想定で5,000円程度とした。
レイトチェックアウト
レイトチェックアウトは14時までの滞在で十分であり、16時までのリクエストが通った経験もないため0円とした
アップグレード
部屋のアップグレードは何度か経験があるが、ゴールドとプラチナで体感できる差は感じていないので0円としている。
レイトチェックアウトやアップグレードは、プラチナだからリクエストが通ったというものもあるだろうから、本当はもう少し価値があるのかもしれない。
まとめ
色々と書いてきたが、プラチナエリートに関しては「プラチナエリートという体験を持ちたいか」という軸で決めてよいと思う。
私自身はプラチナでの宿泊経験があるものの、もし未経験だったら、コストパフォーマンスが多少悪くても一度は狙いに行っていたと思う。
また、「2-3万円出せばクラブラウンジのアクセスができる部屋が取れますよ」と言われても、私は現金では払わないだろうから、やはり”無料特典”は魅力的だ。
少し脇道に逸れたが、年間1〜2泊程度のライトユーザーにとっては、プラチナエリートの有無がカード選択の決定打になることは少ないように思う。 結局のところ、マリオットアメックスの一般・プレミアムは「年会費相当額の宿泊をしたいか」という基準で考えれば、大きく外すことはないと感じた。
「プラチナエリートにこだわらず、一般カードという中途半端な選択をするなら、マリオットカード以外のカードにした方がいいのでは?」みたいなことも考えたので、それは次の記事で。