これまでの記事では、マリオットアメックスの一般カードとプレミアムカードを比較し、
年間400〜500万円決済・年間1〜2泊程度のライトユーザーであれば、一般カードも十分に有力な選択肢になることを示してきた。
では、プレミアムカードはどのような人に向いているのか。
個人的には下記の3点だと思う。
- 年会費相当額の宿泊価値を感じられる人
- 年間宿泊数が多い人
- チタンエリートを目指したい人
1. 年会費相当額の宿泊価値
これまでの記事でずっと主張していたことになる。
年会費相当の価値をしっかりと実感できるのであれば、それに上乗せして還元ポイントも増えるし、プラチナエリートも視野に入るのでお得になる
2. 年間宿泊数
プラチナエリートを取得する前提になるが、ポイント還元率や各種プラチナエリートの特典価値を大きくするならば、宿泊日数は多い方がよい。
プラチナはステータスとして持つだけでは意味がなく、使い倒って初めて価値になると考えるからだ。
3. チタンエリート
「プラチナエリートを通過点として、チタンエリートを目指す」という人もプレミアムを持つ方がいい。
プラチナエリートは飽和状態になっている。自分は経験をしていないのであくまで楽観的な予測ではあるが、もう一つ上のステータスを目指す方がアップグレードなどの実利は得られやすいかもしれない。
その場合、プレミアムカードの特典である15泊の実績を年会費82,500円として、つまり単価5,500円で買うことができる。
どの変数が間違っていたのか
これまで、検討モデルとしては、次の条件を置いていた。
- マリオット系列の年間宿泊数は1~2泊
- 年間決済額は400-500万円代
- 獲得ポイントの利用先はマリオット系列の宿泊
多くの比較記事では「年間決済額」が損益分岐点として語られる。
もちろん、還元率には1%の差があるので、もちろん年間決済額が高いほど得はするのだけれど、実際のカード選びを左右するのは「無料宿泊特典の体験価値」あるいは「年間宿泊数」だったのではないか、と感じた。
2025年の年会費改定で宿泊数頻度の高い顧客を残すように調整が入ったように感じる。これはホテル会社の発行するカードという特性を考えれば自然なことだろう。
これまでのマリオットアメックスは、航空券でも、ホテル宿泊でも、ポイントの利用先は柔軟に設定できて、無料宿泊特典の獲得額も低めだったことから、広くおすすめしやすいカードだったので少し残念でもある。
年間決済額400-500万円代を想定すると無料宿泊やプラチナエリートの権利は取得できるかもしれないが、年間の宿泊は「無料宿泊 + ポイント利用で1泊」くらいだと価値を最大化しづらい印象がある。
比較検討をしているうちに、プレミアムから一般に変更すると「ポイントやエリート特典の代わりに毎年現金5万円もらえる」みたいなよく分からない心境になってきて、最終的には「次の更新では一般カードにしよう」という結論になった。





